プロフィール(馬場卓也)
学歴
平成10年 3月31日 広島大学大学院国際協力研究科 博士課程前期 修了
平成13年 6月30日 広島大学大学院国際協力研究科 博士課程後期 退学
平成15年 9月05日 博士(教育学)
主な職歴
昭和59年07月 − 昭和61年12月 青年海外協力隊 (理数科教師:フィリピン)
平成10年08月 − 平成10年09月 国際協力事業団短期専門家 (数学教育:ケニア)
平成11年04月 − 平成12年03月 国際協力事業団短期専門家 (数学教育:ケニア)
平成13年07月 − 平成15年09月 広島大学大学院国際協力研究科 助手
平成15年02月 − 平成17年03月 文部科学省日米理数科教育比較研究会委員
平成15年10月 − 平成19年03月 広島大学大学院国際協力研究科 助教授
平成18年06月 − 平成18年06月 国際協力事業団短期専門家 (数学教育:ケニア)
平成19年04月 − 平成22年03月 広島大学大学院国際協力研究科 准教授
平成22年04月 − 平成24年03月 広島大学大学院国際協力研究科 教授
平成24年04月 − 平成28年03月 広島大学大学院国際協力研究科 副研究科長/教授
平成28年04月 − 令和02年03月 広島大学大学院国際協力研究科 研究科長/教授
令和02年04月 − 現在 広島大学大学院人間社会科学研究科 副研究科長/教授
研究関心
現在、研究で色々なことに興味を持っていますが、特にこれまでの数学科内容についての取り組みに加えて、その環境との相互作用を研究したいと考えています。そのことが開発途上国の内発性を生か
した教育開発につながっていくと考えているからです。特に、次の4つのテーマに関心を持っています。
1. 数学教育カリキュラム開発における社会的文脈と内発的発展
2. 問題解決学習への批判的・歴史的アプローチ
3. 教師教育における制度と自律性
4. 教育評価と教科専門性の役割
最近の業績
著書
・馬場卓也・服部裕一郎・日下聡・新井美津江(2021)「算数教育のグローカル性」溝口達也編著
『新しい算数教育の理論と実践』, pp.231-247
・馬場卓也・清水欽也・牧貴愛編(2020)
『国際教育開発入門―フィールドの拡がりと深化-』学術研究出版
・Ole Skovsmose著(馬場卓也編訳)(2020)
『批判的数学教育の哲学: 数学教育学の新しい地平』丸善プラネット
論文(査読付き)
・馬場卓也(2020)「数学教育を通した批判的思考力の育成」
『第8回春期研究大会論文集 創成型課題研究の部』
・馬場卓也(2019)「数学教育における批判的思考力育成に関する研究-学校段階の異同に注目
した考察-」『第7回春期研究大会論文集 創成型課題研究の部』.
・Satoshi Kusaka, Ismael Cassamo Nheze & Takuya Baba (2020).
Analysis of the intended mathematics curriculum revision process in Mozambique from
the perspective of relevance. JOURNAL OF CURRICULUM STUDIES.
・Nagisa Nakawa, Satoshi Kusaka , Masato Kosaka , Koji Watanabe & Takuya Baba,
Primary School Children's Counting and Number, Composition Processes from Two Pilot
Studies in, Urban Schools in Zambia, African Journal of Research in Mathematics,
Science and Technology Education, 24(3), pp. 361-374 (2020).
学会賞
・JICA理事長賞2020.10.15
・日本科学教育学会国際貢献賞2018.8.18
これまでの業績一覧
最近の学会・社会活動
所属学会全国数学教育学会、日本数学教育学会、数学教育国際心理学会、国際開発学会、日本教科教育学会
数学・教育・社会学会、民族数学国際研究グループ、日本比較教育学会、日本アフリカ学会
活動報告
2018.9.8-2018.9.28課題別研修「アジア地域 授業研究による教育の質的向上」
2018.10.5-2018.11.2 PCKを踏まえた理数科授業実技技能の向上」
2020.11.20 コメンテーターひろしま協創高校授業研究
2019.5-2024.12課題別研修「初等算数カリキュラム開発」
これまでの学会・社会活動一覧